二十歳の長女が5月下旬から
美容室で働きだしました。
4年生大学受験失敗し
短大生に。短大入学後
4年生に編入希望でした。
その後の将来どうしたいか?という
話をしたところ、『海外に住んでみたい。』が
その時の彼女の希望でした。
高校の修学旅行で行った
海外が楽しかったらしく
住んでみたい!と思ったらしいです。
小さい時から、何度か美容師という
職業をすすめましたが、
『美容師が、イヤじゃないねんけれど
親が二人共美容師やから
違う世界が見てみたい。』と
美容師になるのは、嫌!とは、
言いませんでしたが、美容師になることは、
やんわりと断られていました。
高校卒業し、『大学卒業後
どうしたいのか?』という話をし、
彼女の希望が、海外だったので
もう一度美容師になる事を
すすめました。
もし海外で住むことができたとしても
『英語を話せる人は、たくさんいてる。』
『自分に何もなかったら
そのままずっとそこに住みたいなぁと
思ってもノリコさんみたいに
帰って来ないといけなくなる。』と
話し、長女は、4年生編入希望をやめ
手に職をつけることに納得し
美容師になる事を決めました。
短大卒業し働く美容室を
決める時、『自分の世界を自分で
作りたいから…』と言われました。
自分で探して決めたい…と。
なので
・親の美容室以外行ったことがない
・美容専門学校からの就職では
ない、
・美容室を選ぶ情報何も
分からない 状態で
長女は、働く美容室を
人で選んだそうです。
インスタグラム、ホームページ、ブログ
全てチェックして、スタッフさん皆が、
スゴク仲が良さそうなので
決めたそうです。
親が美容師なのに
何もできない、何も知らない
長女なのですが とても可愛がって
頂いているみたいで
仕事から帰宅して
お店での一日の話をしてくれるのを
とても楽しく聞いています。
「明日から電話に、出ないとアカンねん」
「緊張する~」と言いながら出勤。
数日後、
「今日電話に出たら、お客さんが
名前を言って黙りはってん」
「だから「どうなさいましたか?」て
聞いてん。」と長女。
「「どうなさいましたか?」って
お店にかかってくる電話は、
予約の電話やん!」
「予約の内容聞かないと。」と私。
「そうやねん(-_-;)」
その後、スタッフさんたちに
「トワ(長女の名前)が側に行くと
みんなに「どうなさいましたか?」って
今日一日言われててん(-_-;)」
「ホンマ、とわアホやわ~」と
自分の間違いを笑いに変えて
いじられてたのを、楽しそうに
話してくれました。
そんな長女もシャンプーレッスン
始まったようなので
私もシャンプーモデルとして
頭をかすことに↓
↑シャンプーモデルに
なってあげているのに…
・『長い髪嫌いやねん!』と文句を言われ…
『指ぬき苦手やねん!』と
長い髪をシャンプーしながら
髪をもつれさせ自分の指が抜けなく
なってしまうことを、私の長い髪が
悪いかのような文句を軽く
付けられながらのシャンプーモデル。
シャンプー後私の髪は、やはりもつれた状態。
『キレイに、髪の絡まりとってから
セット面に行かないと、
スタイリストさんの仕事増やすし、
お客さんビックリしてしまう!』など
言いながらも 娘にシャンプーしてもらう
という 幸せなシャンプーモデルという
体験。
毎日仕事から帰宅して、彼女の
お仕事の話を聞くのが
今とても楽しい時間です。
お仕事決まる前は、お店の営業終わると
洗濯物などの手伝いに来てくれていた
長女。
就職決まり、明日から美容室で働く!
という前日にも お店の片付け
手伝いに来てくれました。
片付け終わって最後に一言
『明日からは、お金が
発生するからね!』と、私に忠告を。
お店をオープンして2年が
過ぎましたが、長女にかなり
助けてもらいました。
今長女は、働きながら
通信で美容学校に行っています。
先週美容学校のスクーリングでした。
学校帰りお店に寄ってくれ
洗濯物を手伝ってくれました↓
長女が働きだしたのですが
小学校の時、学校から帰って来たら
『今日どうやった?』
『誰と遊んだん?』
『何してたん?』と聞いていたのですが
それが、中学校、高校と続き
社会人になっても
『今日どうやった?』と聞いてる自分に
あっこれ一生続く(子供の心配)と
思いながら社会人になっている
お子さんの話を心配そうに
話してらっしゃるお客様の気持ちが
よく分かると思う
今日この頃です。
… … … … …
5月下旬から自分一人で決めた
美容室で働きだした長女ですが、
働いているスタッフさんの人柄で
決めた!という長女。
彼女が働きだして毎日お店での
出来事話してくれるのですが
よく見つけてきたなと感心する位
スタッフ同士の思いやりの深さを
彼女の話から感じます。
面接の時『このお店に決めた理由』を
聞かれ お店の情報チェックして
『お店のスタッフみんな仲が
良さそうだったので!』と伝えたら
『それを、一番大事にしてる。』
『そこを、分かってくれて嬉しい。』
とオーナーさんから言われたそうです。
心の授業という時間を月に一度取り
みんなで勉強しているそうです。
娘が働きだして1週間して
朝から入社式、営業後に新人歓迎会を
して下さり、その勢いのまま書いて下さった
であろうオーナーさんから手紙が
お家に送られてきました。
いろいろ書いて下さっていたのですが
その中には、娘の病気の事。
『面接の時に話しを聞き
産まれながらに壮絶な人生を過ごしてきたことに
頑張ったね‼と胸が熱くなります…』と書いていた
文章読み終わる前に 私は、泣いていました。
『全てのスタッフを家族と思って
大切にさせて頂きます。』
『最高なお嬢を、お預かりするので
一生懸命頑張らせていただきます。』と
私も、元夫も二人共美容師です。
長女が自分の世界を作りたいと言ったので
こちらからは、挨拶もしていないのに
有難い手紙を頂き、感動しただけでなく
こんな美容師さんがいてることに
嬉しく思い 美容の世界を知らずに
人がかなり苦手な長女が、楽しく
美容師の仕事を始めれた事を
感謝しています。